2021年ローツェ挑戦の記録 Vol.2【下山という決断】
かかっているはずのハシゴがない2021年5月27日。登頂アタック当日。深夜0時にベースキャンプを出発。日中、ガヤガヤしていて眠れなかったので数時間の仮眠のみ。深夜に登り始めるのは眠いというのが難点
かかっているはずのハシゴがない2021年5月27日。登頂アタック当日。深夜0時にベースキャンプを出発。日中、ガヤガヤしていて眠れなかったので数時間の仮眠のみ。深夜に登り始めるのは眠いというのが難点
2022年4月19日現在。私はネパール・ヒマラヤ山脈・ローツェベースキャンプ5500mにいる。2回目のローツェ挑戦中だ。ローツェは世界で4番目に高い山。標高は8516m。登りやすくなったローツェ
午前2時アタック開始いよいよ最終キャンプ地キャンプ3から登頂アタックだ。私たちは数時間の仮眠をして、0時起床。テントの中で手袋を外すだけでも手がかじかむ。当時、「7000m地点で手袋を外すと凍
ベースキャンプで数日間過ごしたあと、さらに高度に身体を慣れさせるため、登ったり降りたり泊ったりを繰り返す。まず、4800mのベースキャンプから6400mのキャンプ1へ出発した。私の大好きな雪の世界へ入
チョー・オユーのベースキャンプに到着した。標高は4800m。石や岩がごつごつとあるひらけた場所にスペースを作り、食事を作るキッチンテント、食事やミーティングをするコミュニケーションテント、寝るテント、
ベースキャンプへ向け、国境の街を出発。ネパールとは違い、広い広い平坦な大地が広がっている中、颯爽とジープで走る。その奥にドーンとそびえるチョー・オユーと連なるヒマラヤ山脈の山々。日を追うごとにそれらが
初めての8000m峰挑戦。初めてのチベット。この日のために仲間と1年かけて合宿をしてきた。登頂するぞ!というより、「チョー・オユーってどんな山なんだろう」「とにかく行ってみたい」という好奇心だけで行く