空と大地のあいまに 20
みちのく潮風トレイル 第19話 防潮堤の向こう側3泊目、気仙沼市街での夜は、ゲストハウスを選びました。テントを干し、シャワーを浴びている間に衣類全てを洗濯。これだけでハイカーはハッピーになれます。
みちのく潮風トレイル 第19話 防潮堤の向こう側3泊目、気仙沼市街での夜は、ゲストハウスを選びました。テントを干し、シャワーを浴びている間に衣類全てを洗濯。これだけでハイカーはハッピーになれます。
みちのく潮風トレイル 第18話 誰かの夢をのせて行け歩き始める前から後悔しました。気仙沼駅に降りた時、お手本のようなゲリラ豪雨が暴れていました。そもそも真夏は、みちのく潮風トレイルを歩くの
みちのく潮風トレイル 第17話 村、それぞれ5月末の暖かい日、岩手県の野田村に帰って来ました。これまで歩いてきた私のみちのく潮風トレイルは、岩手県と宮城県の県境を越えて、気仙沼市の唐桑大沢まで進ん
みちのく潮風トレイル 第16話 「奇跡の一本xx」越喜来に残るH君やみんなに別れを告げて、三陸鉄道とBRTを乗り継いで碁石海岸駅まで戻りました。オフの後でトレイルに戻るのは少し億劫だけど、歩き出す
みちのく潮風トレイル 第15話 「ようこそ、沼へ」祝日の碁石海岸は、観光まつりでごった返していました。碁石海岸インフォメーションセンターに入ると、職員さんがこちらをじっと見ている事に気がつ
みちのく潮風トレイル 第14話 「思い出の岬」小石浜から“恋し浜”と改名した駅の前で、移住者の若者達と出会いました。特産品のホタテをネットで販売したり、観光案内などの事業を行なっているそうです。キ
みちのく潮風トレイル 第13話 「潮目」鍬台峠の手前で、思わず立ち止まりました。三陸浜街道の、かつての峠道の雰囲気が残る石積みと美しい広葉樹の森が、雨上がりの霧に煙っていて、タイムスリップした夢を
みちのく潮風トレイル 第13話 「熊より怖い、あいつら」その晩は、公園でキャンプするつもりでした。しかし日暮れ近くなってもまだ行楽客が多く落ち着かないので、もう少し進むことにしました。車道をしばら
みちのく潮風トレイル 第11話 「ハイカーの性」うっかりしていました、鵜住居のコンビニで食料を補給すべきでした。この先、やたら長い箱崎半島と旧陸前浜街道の鳥谷坂を越えて釜石市の中心に入るまで、お店
みちのく潮風トレイル 第10話 「先入観から逃れたい」ゴールデンウィークをまるまる使って、10日間しっかり歩く計画を立てました。八戸から歩き始めた「みちのく潮風トレイル」は、岩手県山田町の岩手船越
みちのく潮風トレイル 第9話 「猫島どうどうめぐり」3月の連休を前に、みちのく潮風トレイルの公式地図を隅々まで眺め、3日間で効率よく楽しめるセクションを検討しました。そして選んだのは、今まで歩いて
みちのく潮風トレイル 第8話 「前を向く」重茂半島の川代集落の外れで、宮古市から下閉伊郡山田町へと入りました。トレイルルートはヘアピンカーブの車道をショートカットするように急斜面に付けられていて、
みちのく潮風トレイル 第7話 「アワビへの愛と罪」年末年始の休暇に合わせたかのように、寒波が到来していました。夜行バスで宮古に到着した時、あまりにも寒くて歩き始める気分になれず、ひとまずゲストハウ
みちのく潮風トレイル 第6話「スイッチO N」岩手県岩泉町の小本にはコンビニとスーパーがあり、袋ラーメンなどの食料を補給して、少し休憩しました。日差しが傾き始める頃、宮古市に入り、動物のにおいがす
みちのく潮風トレイル 第5話 「同じ空の下」突然、空からエビフライがパランと降ってきました。正体は、リスが種を食べた後の松ぼっくりです。その形からエビフライと呼ばれている食痕を見ると、心が躍ります
みちのく潮風トレイル 第4話 「またおいで」自然歩道に入ると、そこは濃厚な夏の名残で覆われていました。分厚い薮をかき分けて、やっと車道に出て一息つくと、身体に絡まっていた小さなクモが数匹、慌てて逃
みちのく潮風トレイル 第3話 『分断を越えるもの』海岸沿いの遊歩道から砂浜へ降りようとすると、目の前を細い小川がさえぎっていました。小川の手前に立ったまま、向こうの浜で高齢な男女が海藻を獲っている
みちのく潮風トレイル 第2話『決められた道をたどる』青森県八戸市から歩き始めた「みちのく潮風トレイル」は、階上町に入ると海岸線を離れ、内陸を大きく周りこんで、また海岸線のほぼ元の場所へと戻ってくる