【視線の先#004】 道を辿り淡々と歩く
はじめて信越トレイルをスルーハイクしてみて徒歩―比較的運動強度が低く、人間を含め地上に暮らす多くの生き物にとっては基本的な移動手段である。都会でも田舎でも、老若男女問わずみんな歩いている。大多数の
はじめて信越トレイルをスルーハイクしてみて徒歩―比較的運動強度が低く、人間を含め地上に暮らす多くの生き物にとっては基本的な移動手段である。都会でも田舎でも、老若男女問わずみんな歩いている。大多数の
みちのく潮風トレイル 第8話 「前を向く」重茂半島の川代集落の外れで、宮古市から下閉伊郡山田町へと入りました。トレイルルートはヘアピンカーブの車道をショートカットするように急斜面に付けられていて、
2021/9/27 Day3 グリーンパル光高荘→野々海高原テントサイト朝4:30に起きた。部屋の窓を開けると昨日の悪天候が嘘だったかのような星空が広がっていた。キッチンを使わせてもらい、トレイル
みちのく潮風トレイル 第7話 「アワビへの愛と罪」年末年始の休暇に合わせたかのように、寒波が到来していました。夜行バスで宮古に到着した時、あまりにも寒くて歩き始める気分になれず、ひとまずゲストハウ
2021/9/26 Day2 桂池→ グリーンパル光高荘雨音で起きた。最悪な目覚めだ。もう少しシュラフにくるまっていれば止むだろうな、なんて考えていたが、だんだんひどい雨に変わり、おまけに近くで雷
みちのく潮風トレイル 第6話「スイッチO N」岩手県岩泉町の小本にはコンビニとスーパーがあり、袋ラーメンなどの食料を補給して、少し休憩しました。日差しが傾き始める頃、宮古市に入り、動物のにおいがす
■登山データ御岩神社(320m)=表参道⇒かびれ神宮(400m)⇒尾岩山頂上(530m)=裏参道⇒薩都神社中宮⇒御岩神社『常陸風土記』(721年)には御岩山に関する記述があります。-清
みちのく潮風トレイル 第5話 「同じ空の下」突然、空からエビフライがパランと降ってきました。正体は、リスが種を食べた後の松ぼっくりです。その形からエビフライと呼ばれている食痕を見ると、心が躍ります
2021/9/25 Day1 レストハウスチロル→ 桂池休暇前の最後の仕事が終わった。この日は仕事後に家には帰らなかった。ザックは車の中に入れてある。コンビニでトレイル初日の朝食とドライブのおや
行き着いた信越トレイルロングディスタンスハイキングの何も知らず、週末にそこら辺の手近な山をうろつくだけのツマラナイ会社員だった自分が、今、こうやって信越トレイルの運営に関わらせてもらっている。これ
山で新鮮な「肉」を調理したい!タンパク源問題フリーズドライ技術の登場によって、登山中の食事がバリエーション豊富になった今の時代、タンパク源の確保は未だに多くの登山者の頭を悩ます問題の一つである
みちのく潮風トレイル 第4話 「またおいで」自然歩道に入ると、そこは濃厚な夏の名残で覆われていました。分厚い薮をかき分けて、やっと車道に出て一息つくと、身体に絡まっていた小さなクモが数匹、慌てて逃
■登山データ湯河原駅=(箱根登山バス:15分程度)=幕山登山口(199m)⇒一の橋⇒大石ヶ平(340m)⇒幕山・南郷山分岐点(551m)⇒幕山頂上(626m)⇒幕山公園⇒鍛冶屋バス停湯河原駅か
かかっているはずのハシゴがない2021年5月27日。登頂アタック当日。深夜0時にベースキャンプを出発。日中、ガヤガヤしていて眠れなかったので数時間の仮眠のみ。深夜に登り始めるのは眠いというのが難点
信越トレイルとは、長野県と新潟県の県境に伸びるトレイルである。幾度か延長を繰り返し、2021年9月末に110kmのトレイルになった。班尾山から苗場山まで、山から里、街、そして山岳域を含むバリエ
みちのく潮風トレイル 第3話 『分断を越えるもの』海岸沿いの遊歩道から砂浜へ降りようとすると、目の前を細い小川がさえぎっていました。小川の手前に立ったまま、向こうの浜で高齢な男女が海藻を獲っている
2022年4月19日現在。私はネパール・ヒマラヤ山脈・ローツェベースキャンプ5500mにいる。2回目のローツェ挑戦中だ。ローツェは世界で4番目に高い山。標高は8516m。登りやすくなったローツェ
加藤則芳さんという存在を知る今さらだがインターネットとは非常に便利なものだ。いくつかのキーワードを組み合わせればかなり効率的に必要な情報を収集することができる。例え直接的なキーワードを知らなくても