熊野古道旅情紀行 07
最後のテント泊が終わった。また無事に朝が来て嬉しくなった。最後だからといつもより量の多い朝食をお腹に入れ、サクサクとテントをしまった。あとは海に向けて下山するだけだ。お馴染みの石段を無心で下った。そし
最後のテント泊が終わった。また無事に朝が来て嬉しくなった。最後だからといつもより量の多い朝食をお腹に入れ、サクサクとテントをしまった。あとは海に向けて下山するだけだ。お馴染みの石段を無心で下った。そし
朝の太陽の光を見た時、本能的にあぁ助かったと思ってしまった。この世には、今の世界とは違う世界が存在していて、それが交錯するのが道なのかもしれない。特に、昔のそのままの姿で今の世界まで残り続けている古道
よく眠れた。周りは足早に出発していたが、のんびり準備をすることにした。いつものように朝ごはんを食べ、テントを片付けているとふと1人の男の人と目があった。どこかで見たことがある。私の名前を呼んでくれた。
前日、電気をつけたまま寝落ちしてしまったらしい。足先が寒くて起きた。夜の風はほとんどおさまったが、芯が冷えるほど寒い朝だった。乾燥してパリッとした空気が雲一つない快晴の空によく合った。いつものオートミ
朝は雨の音で目覚めた。突然やる気が無くなり、テントの天井をぼーっと見ながら雨の音を聞いていた。結局、7:00頃になってから起きてご飯を作ったり支度をしたりした。今回の旅の朝ご飯は、オートミールにスキム
5:00前に起きた。外はもう青白い。首に身代わり守りを下げ、買っておいた朝食を胃に押し込み、水を汲み、お世話になったゲストハウスを後にした。もう少し長く滞在していたかったほど素敵な宿だった。ひんや
国際線のゲートが閑散としているのを横目に、静かな空港の中を進んだ。飛行機の預け荷物のルールを忘れかけている自分にどこか悲しくなった。以前は、息をするように飛行機に飛び乗り、自分でも驚くようなスピー
2021/9/30 Day6 小赤沢 出口屋→苗場山山頂朝2:30頃に目が覚めてしまった。3:00にも目が覚めた。最終的に4:15に居てもたってもいられず布団からはい出た。静かで肌寒い部屋にまぶし
2021/9/29 Day5カタクリの宿テントサイト→小赤沢 出口屋よく眠れた。集落の中だからなのだろうか。とても安心して眠れた。ずっと寝ていたいのだが、いつもの早い起床のせいで5:30頃には目が
2021/9/28 Day3 野々海高原テントサイト→カタクリの宿テントサイト朝4:00頃に起きた。山の中を歩く日の出発は日の出前でないと落ち着かない。大学時代に染みついてしまった良い習慣である。
2021/9/27 Day3 グリーンパル光高荘→野々海高原テントサイト朝4:30に起きた。部屋の窓を開けると昨日の悪天候が嘘だったかのような星空が広がっていた。キッチンを使わせてもらい、トレイル
アウトドアの向き合い方は人それぞれ最近、アウトドアを始める人が増え、どの情報媒体でもアウトドアに関する発信を目にするようになりました。アウトドアは、子供から大人まで自然の中でのびのびと羽を伸ばし、
2021/9/26 Day2 桂池→ グリーンパル光高荘雨音で起きた。最悪な目覚めだ。もう少しシュラフにくるまっていれば止むだろうな、なんて考えていたが、だんだんひどい雨に変わり、おまけに近くで雷
2021/9/25 Day1 レストハウスチロル→ 桂池休暇前の最後の仕事が終わった。この日は仕事後に家には帰らなかった。ザックは車の中に入れてある。コンビニでトレイル初日の朝食とドライブのおや
信越トレイルとは、長野県と新潟県の県境に伸びるトレイルである。幾度か延長を繰り返し、2021年9月末に110kmのトレイルになった。班尾山から苗場山まで、山から里、街、そして山岳域を含むバリエ
インド・デリーの風朝から雨だった。舗装のあまい道路に雨粒が落ち、町中がボタボタと音を立てていた。街にインド料理の「ドーサ」を探しに出かけた。たくさん歩いて、やっと見つけた。もうすぐインドを
インド・アーグラの風三等の寝台列車に揺られ、アーグラに着いたのは早朝だった。頭にはバラナシの余韻が残っている。タージマハルに行ってみようと思った。この日の夜は電車でデリーに行く予定
インド・バラナシの風寒い。いま着れる服をほとんど着て横になっていたが、寒さで夜中に何度も起きた。夜の寝台列車は真昼の騒々しさとは反対に、澄み渡るような空気感だった。どんな環境でどんな文化で過ごして