空と大地のあいまに 03
みちのく潮風トレイル 第2話『決められた道をたどる』青森県八戸市から歩き始めた「みちのく潮風トレイル」は、階上町に入ると海岸線を離れ、内陸を大きく周りこんで、また海岸線のほぼ元の場所へと戻ってくる
みちのく潮風トレイル 第2話『決められた道をたどる』青森県八戸市から歩き始めた「みちのく潮風トレイル」は、階上町に入ると海岸線を離れ、内陸を大きく周りこんで、また海岸線のほぼ元の場所へと戻ってくる
午前2時アタック開始いよいよ最終キャンプ地キャンプ3から登頂アタックだ。私たちは数時間の仮眠をして、0時起床。テントの中で手袋を外すだけでも手がかじかむ。当時、「7000m地点で手袋を外すと凍
■登山データ藤野駅=(徒歩)⇒陣馬山登山口(199m)⇒栃谷(320m)=(栃谷尾根コース)⇒陣馬山(855m)=(一ノ尾尾根コース)⇒陣馬山登山口新緑のまぶしい4月、藤野駅で友人と待ち合わせ
みちのく潮風トレイル 第1話 『出会いに導かれて』みちのく潮風トレイル、というロングトレイルをご存知でしょうか。環境省によって整備された長距離自然歩道の一つで、北端は青森県八戸市の蕪島、南
AT(Appalachian Trail)を知ったきっかけ長年、心の片隅に引っ掛かりながらも手つかずで忘れ去られてしまった人生におけるバグのようなものは、きっと誰しもが持っているはず。別にそれが無
序章 「扉」と目玉焼き数年、「長距離ハイキング」という遊びに取り憑かれています。いわゆるロングトレイル等を歩くことですが、ただ、歩く。という、人間にとって最も基本的な動作が、こんなにも深く、身体と
《登山データ》1日目:立山駅=(ケーブルカー)=美女平=(高山バス)=室堂(2450m)⇒一の越(2700m)⇒雄山(3003m)⇒雷鳥荘宿泊2日目:ミクリガ池・地獄谷散策⇒一の越(2700m
チョー・オユーのベースキャンプに到着した。標高は4800m。石や岩がごつごつとあるひらけた場所にスペースを作り、食事を作るキッチンテント、食事やミーティングをするコミュニケーションテント、寝るテント、
山に登ることは登山口までのアクセスを含め、なかなか重労働のはずなのに、登ったあとに体重が減った試しはありません。(逆に増えていることがほとんど…)流した汗は道中や山頂で補給した甘いお菓子、温かい飲み物
" 夜通しのチキンレースから目が覚めた私の前のフロントガラスには、昨晩には見当たらなかったヒビが入っている。"マナリ、デリー、そしてネパールを目指し、日本へレーで一人になっ
インド・デリーの風朝から雨だった。舗装のあまい道路に雨粒が落ち、町中がボタボタと音を立てていた。街にインド料理の「ドーサ」を探しに出かけた。たくさん歩いて、やっと見つけた。もうすぐインドを
インド・アーグラの風三等の寝台列車に揺られ、アーグラに着いたのは早朝だった。頭にはバラナシの余韻が残っている。タージマハルに行ってみようと思った。この日の夜は電車でデリーに行く予定
一年の試行錯誤と地道な準備の末、ようやく頂を踏んだ私はこの上ない喜びの感情と、それとは別にもう一つの違う感情が湧き上がっていた。それは、淀みのない清々しいほどに澄み切っていて、はっきりとした、
インド・バラナシの風寒い。いま着れる服をほとんど着て横になっていたが、寒さで夜中に何度も起きた。夜の寝台列車は真昼の騒々しさとは反対に、澄み渡るような空気感だった。どんな環境でどんな文化で過ごして
インド・コルカタの風成田空港の外は雨だった。サンダルの底から冷たい水が滑り込んできた。つい先日も、1人で小さなザックを背負い台湾の街中に立っていた。どうしたものか、またこの空港に来て飛行機に乗るの
ほとんど眠れない時間があっという間に過ぎ、気づけば午後八時。起床時間を迎えた。朦朧とした頭でハーネスを履き、ザックを背負い、そしてメインテントに向かう。朦朧としながらも、みんな緊張したような面持ちで朝
ついに到着9月初旬、私は念願のKY-2峰ベースキャンプに無事到着した。標高5000mにあるベースキャンプはその双耳峰を取り囲むように流れる氷河の終端のモレーン付近に設置され、そのすぐ横には川幅1m
9月4日【Day14 Guitar Lake→Mt.Whitney→Whitney Portal】1:00に起きた。気が狂うほどの暗黒が周りを包んでいた。平常心を保とうと思ったが、なかなか難しかっ