夏登山の正しい服装とは?山頂では防寒着が欠かせない理由を紹介!

アウトドア

夏はなにかと活動的な季節になり、キャンプや登山などの野外活動を行うことで心身がリフレッシュされます。夏に限らず、登山時の服装は軽装すぎず重たくなりすぎず、動きやすさに考慮して快適性を重視したいですよね。しかし、具体的な夏登山の服装が分からずに困っている方もいるのではないでしょうか。登山時に注意が必要な服装を把握することで、安全に楽しくトレッキングを楽しめます。

今回は、夏登山の正しい服装やおすすめの服装や、把握しておきたい夏場の山頂の気温などの情報について解説。山や登山にまつわる知識を身につけて、ぜひ安全に楽しくアウトドアを楽しむための参考にしてください。

夏登山の正しい服装


夏登山での正しい服装は、登る山の高さやエリアによって異なるものの、大きく服装が変更することはないため以下を参考にしてください。

・速乾性の高いベースレイヤー
・ミドルレイヤー(フロントジッパータイプ)
・アウターレイヤー(レインウェア)
・伸縮性・発汗性の高いトレッキングパンツ
・帽子
・ソックス
・手袋
・その他

また、山の標高や天候、時間帯、季節などによっては登山中と休憩中で体感温度が大きく変わることがあります。平地である登山口付近では快適温度でも、山頂付近では軽装だと肌寒く感じることもあるため、夏場でも登山を楽しむ際はカジュアルすぎる服装に注意しましょう。

夏場の登山で把握しておきたいこと


一般的には、標高(高度)が100m上下するごとに気温は0.6℃ほど変化するといわれています。場合によっては、風に含まれる水蒸気などの影響によって0.6℃〜1℃ほど変化することもありますが、多くの場合で山頂付近は冷涼なことが大半です。

わかりやすい例を挙げると、日本を代表する富士山では年間の平均気温が「およそ-6.2℃」。夏場の登山なので軽装でアタックした結果、あまりの寒さに途中リタイアしたという話もよく聞くのではないでしょうか。

以下は、Weathernewsが発表している、富士山山頂の月間の平均気温を表したグラフです。
出典:https://weathernews.jp

富士山山頂の気温は、盛夏期である8月でも30日平均するとたったの6.2℃しかありません。上記のように、富士山に限らず夏場でも山頂付近は寒いことが予想されるため、油断しないようにしっかりとした防寒対策を行ってください。

夏登山を快適に安全に楽しむための服装アドバイス!

行く山に何が必要かをよく考えることが大切です。

近年の気温上昇で登山者を取り巻く環境は少しずつ変化してきており、夏山と一言で言っても標高やエリアによって条件は大きく変化するということはもちろん、低体温症の死亡例もあれば熱中症の死亡例もあります。夏の高山帯の夕方によくある突発的な猛烈な豪雨、予報サイトの予報に反する天候悪化での予期せぬ停滞など、行く山にどのようなリスクが存在するかを把握し、それに合わせた装備の選定をしましょう。

また、季節問わずに、登山を行ううえでは以下の3つの服装を意識することが重要になります。

・ベースレイヤー
・ミドルレイヤー
・アウターレイヤー

着用しているウェアによっては、登山中に気軽にウェアを脱ぎ着することができません。毎回歩みを止めながらレイヤーを脱ぎ着して切り替える必要があるため、フロントジッパータイプのミドルレイヤー、アウターレイヤーだと着脱が簡単です。

また、ハチ類に狙われやすい黒色や景色に溶け込むアースカラーは安全の観点から全面的に推奨できるものではありません。アースカラーをどうしても着たいのであれば目立つ色のザックカバーを携帯するなど、配色の点でも気をつけましょう。

夏の登山におすすめの服装


夏場の登山では、よほどの悪天候時や冷夏ではない限り、防寒対策として薄手のライトダウンジャケットなどを用意しておけば心配ありません。

そのほかは、フリースやソックス、登山用グローブなどで体温調整を行うようにしましょう。以下では、夏登山におすすめのアイテムを紹介します。

Mont-bell(メンズ):ライトシェルアウタージャケット

<商品概要>

裏地を結合して防水性や防風性を向上させた、汎用性に優れた1着です。柔らかい素材をしているため、登山中にもスムーズに動くことができるほか、春・夏にはトレッキングや山頂付近でのアウターレイターとしても使用できます。そのほか、厳冬期でも使用できるウールランダーな側面も魅力の1つ。

<商品詳細>

・商品名:Mont-bell ライトシェル アウタージャケット
・素材:ナイロン88%/ポリウレタン12%
・価格:16,900円(税込)

MILLET(レディース):登山用ベースレイヤー EIRA ZIP

<商品概要>

コットンのような肌触りで心地のよい使用感と、速乾性の高さが魅力のアイテムです。夏場の暑い日の登山でも、汗による長期的な汗冷えを抑えてくれるので余計な体力が奪われる心配もありません。また、脇の下とエリ部分に消臭対策のための、フィルムラミネートが施されたデオドラントテープが使用されています。

<商品詳細>

・商品名:LILLET 登山用ベースレイヤー EIRA ZIP
・素材:ポリエチレン100%
・価格:6,547円(税込)

Mammut:ハイキングパンツ Trekkers

<商品概要>

ジッパー付きのレッグポケットとヒップポケットがついている、伸縮性に富んだ登山用のパンツです。ヒップ部分はスッキリとしたシルエットでまとめられており、裾にかけてテーパードがかけられているためクールな見た目でキレイに使用できます。

<商品詳細>

・商品名:Mammut ハイキングパンツ Trekkers
・素材:ポリウレタン15%/裏地ナイロン100%
・価格:12,100円(税込)

まとめ:夏場の登山も防寒対策を忘れずに!


夏場の猛暑日のような状況でも、山頂付近は10℃以下であることが多いため、登山を安全に楽しみたい場合は防寒対策を忘れずに行いましょう。基本的な服装は、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの3点を意識したコーディネートがおすすめです。

ついつい軽装になりがちな夏場ですが、こと登山においては別世界のため緊張感を持ちながらしっかりと準備をする必要があります。ぜひ、今回の内容を参考に、短い盛夏期の登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連記事

特集記事

最近の記事 おすすめ記事 特集記事
  1. 湿原の沼を知れば見えてくるもの

  2. 信越トレイル110km旅情紀行【Day5 カタクリの宿テントサイト → 小赤沢 出口屋】

  3. 【 暮らしごはん 】〜よーこの食卓〜:あつ〜い夏にピッタリ!フライパンで作る「たこ焼き風」おつまみ

  1. 湿原の沼を知れば見えてくるもの

  2. 【 暮らしごはん 】〜よーこの食卓〜:あつ〜い夏にピッタリ!フライパンで作る「たこ焼き風」おつまみ

  3. 歴史の中のハーブのお話 : 最終話

  1. 【祝】ダウラギリ登頂!日本人女性歴代最多,8000m峰登頂の渡邊直子さんにインタビュー!

  2. 「こんなに難しいと思った山は初めて、シェルパたちに感謝の気持でいっぱい」渡邊直子さん【日本人女性初8000m峰8座目登頂】

  3. 現役看護師の登山家 渡邊直子さんにインタビュー!ヒマラヤ裏エピソードと山の楽しみ方

最近の記事

  1. 湿原の沼を知れば見えてくるもの

  2. 信越トレイル110km旅情紀行【Day5 カタクリの宿テントサイト → 小赤沢 出口屋】

  3. 【 暮らしごはん 】〜よーこの食卓〜:あつ〜い夏にピッタリ!フライパンで作る「たこ焼き風」おつまみ

ランキング

  1. 1

    堤防釣りは、初心者でも爆釣が期待できる楽しい釣り!

  2. 2

    渓流釣り用ウェアの選び方・初心者と釣りガールのために解説

  3. 3

    キャンプ初心者必見!ロープやペグなどを正しく使用したテントの張り方

  4. 4

    夏登山の正しい服装とは?山頂では防寒着が欠かせない理由を紹介!

  5. 5

    登山初心者必見!山の危険性や遭難したときの対策を紹介!【後編】

TOP