空と大地のあいまに 09
みちのく潮風トレイル 第8話 「前を向く」重茂半島の川代集落の外れで、宮古市から下閉伊郡山田町へと入りました。トレイルルートはヘアピンカーブの車道をショートカットするように急斜面に付けられていて、
みちのく潮風トレイル 第8話 「前を向く」重茂半島の川代集落の外れで、宮古市から下閉伊郡山田町へと入りました。トレイルルートはヘアピンカーブの車道をショートカットするように急斜面に付けられていて、
《登山データ》1日目:別当出合口(標高1260m)⇒砂防新道コース⇒(宿泊)室堂平(標高2450m)2日目:室堂平(2450m)⇒山頂御前峰(2702m)⇒室堂平(標高2450m)⇒観光新道コ
みちのく潮風トレイル 第7話 「アワビへの愛と罪」年末年始の休暇に合わせたかのように、寒波が到来していました。夜行バスで宮古に到着した時、あまりにも寒くて歩き始める気分になれず、ひとまずゲストハウ
「PCTとの出会い」私は東京に住むデザイナー兼イラストレーターです。このコラムでは、登山をやりはじめて、まだ3、4年目な私が山やトレイルに行けない時間に、私が描いた1枚の絵(1シーン)とともに、そ
6月に入り、草木が青々とする季節となりました。新緑の美しいこの季節は、登山をするには暑すぎず寒すぎず、ベストシーズンともいえます。そんな6月ですが、気になるポイントは「梅雨」ではないでしょうか。雨の日
みちのく潮風トレイル 第6話「スイッチO N」岩手県岩泉町の小本にはコンビニとスーパーがあり、袋ラーメンなどの食料を補給して、少し休憩しました。日差しが傾き始める頃、宮古市に入り、動物のにおいがす
■登山データ御岩神社(320m)=表参道⇒かびれ神宮(400m)⇒尾岩山頂上(530m)=裏参道⇒薩都神社中宮⇒御岩神社『常陸風土記』(721年)には御岩山に関する記述があります。-清
いよいよ6月に入り梅雨本番です。青々と生い茂った木々が美しい、新緑が見頃の季節となりました。梅雨の登山に必要な装備やおすすめの服装は難しいので、どんなものがいいのか分からなくて悩みますよね。
みちのく潮風トレイル 第5話 「同じ空の下」突然、空からエビフライがパランと降ってきました。正体は、リスが種を食べた後の松ぼっくりです。その形からエビフライと呼ばれている食痕を見ると、心が躍ります
ここ最近は遠出もままならない状況が続き、それゆえに遠いどこかへ、旅への想いも以前とはまた違うものに感じられます。忘れられない旅の記憶のひとつに、クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園があります
はじめに私は東京に住むデザイナー兼イラストレーターです。このコラムでは、山やトレイルに行けない時間に、私が描いた1枚の絵(1シーン)とともに、その絵にまつわる物語を少しだけお話しさせていた
前回好評だった『登山で出会えるきれいな植物!おすすめの山や見られる界隈を紹介!』に引き続き、登山で見られる山植物をご紹介!登ることや遠くの景色を見ることに重きを置きがちな山歩きですが、せっかく
行き着いた信越トレイルロングディスタンスハイキングの何も知らず、週末にそこら辺の手近な山をうろつくだけのツマラナイ会社員だった自分が、今、こうやって信越トレイルの運営に関わらせてもらっている。これ
山で新鮮な「肉」を調理したい!タンパク源問題フリーズドライ技術の登場によって、登山中の食事がバリエーション豊富になった今の時代、タンパク源の確保は未だに多くの登山者の頭を悩ます問題の一つである
みちのく潮風トレイル 第4話 「またおいで」自然歩道に入ると、そこは濃厚な夏の名残で覆われていました。分厚い薮をかき分けて、やっと車道に出て一息つくと、身体に絡まっていた小さなクモが数匹、慌てて逃
■登山データ湯河原駅=(箱根登山バス:15分程度)=幕山登山口(199m)⇒一の橋⇒大石ヶ平(340m)⇒幕山・南郷山分岐点(551m)⇒幕山頂上(626m)⇒幕山公園⇒鍛冶屋バス停湯河原駅か
かかっているはずのハシゴがない2021年5月27日。登頂アタック当日。深夜0時にベースキャンプを出発。日中、ガヤガヤしていて眠れなかったので数時間の仮眠のみ。深夜に登り始めるのは眠いというのが難点
みちのく潮風トレイル 第3話 『分断を越えるもの』海岸沿いの遊歩道から砂浜へ降りようとすると、目の前を細い小川がさえぎっていました。小川の手前に立ったまま、向こうの浜で高齢な男女が海藻を獲っている