いよいよ冬本番という風景が広がっていました。ウィンターシーズンといえば、キャンプとは無縁の肌寒い季節のように思われますが、冬でもキャンプを楽しむことができるのです。
利用者数が少なくて年々人気が高まっている冬キャンプは、メディアなどでも取り上げられる機会が多くなってきました。しかし冬キャンプには興味があるけど、楽しみ方が分からないから冬キャンプに行こうか迷ったりしていませんか。
今回は、これから本格的な冬のシーズンを迎えるにあたり、冬キャンプにトライしてみたい人に向けて、注意点なども踏まえた詳しい解説をしていきます。記事内では冬キャンプ初心者におすすめの、キャンピングカーで楽しむ冬キャンプについても紹介するので、今年は楽しい冬にしてください。
キャンピングカーで冬キャンプをするメリット
冬キャンプは一般的なグリーンシーズンのキャンプと違って、寒さに注意が必要な玄人向けのキャンプ。ですが、キャンピングカーを利用して基本的な注意点を抑えれば、ハイシーズンのキャンプでは味わえない多くのメリットを味わえます。キャンピングカーを利用した、冬キャンプでの具体的なメリットは以下の内容です。
キャンピングカーを利用した冬キャンプのメリット
- エンジンを切った状態でも起動する「FFヒーター」が使える。
※大きなキャンピングカーの場合に限るので、レンタルするときに確認してみましょう。 - 荷物を多く積める。
場合によっては、キャンピングカーにテントを横付けしたテント泊も可能です。寒さに我慢できなければ、キャンピングカーに戻れる安心対策。 - キャンピングカーは旅専用に設計されているので、快適な睡眠が確保できる。
中でも、フジカーズジャパンという会社が手掛ける、「FOCS」シリーズのキャンピングカーがおすすめです。
冬キャンプを楽しむ魅力とは
本来、キャンプシーズンではない冬シーズンにあえて行う冬キャンプでは、以下のような魅力に出会うことができます。
冬キャンプの魅力
- 他のキャンパーがほとんどいない
- 焚き火本来の醍醐味を感じられる
- 雪遊びが体験できる
- 害虫がいない
- 冬のあたたか料理が「より一層」美味しく感じられる
- 夜空が澄み切っていて綺麗
- クーラーボックスいらず(外気が天然の冷蔵庫)
上記はほんの一例なので、実際に冬キャンプを体験してみてあなただけのオリジナル冬キャンプの魅力を探しに出かけてみてください。
キャンピングカーを活用した冬キャンプで注意すること
グリーンシーズンのキャンプと違って、冬キャンプでは寒さのほかにも注意すべきポイントがいくつかあります。以下では、キャンピングカーで楽しむ冬キャンプの注意ポイントを解説します。
キャンピングカーを活用する冬キャンプの注意ポイント
- キャンピングカーのタイヤは必ずスタッドレスタイヤを使用すること
- キャンプ場近くに川や池などがないか、周辺の地形を事前に確認しておく
近づいて誤って転落しないための安全対策
- 湯たんぽ、カイロなどによる低温火傷に気をつける
- 冷気・結露対策として、車の乗降や屋外移動には靴に滑り止めアイテムを装着するなどの対策を取ること。
また、スマートシェードやプライバシーカーテンを使って、プライベート空間を確保すると同時に冷え込み対策も取る。
- 積雪対策(スコップなど)
- 降雪エリアでエンジンをつけながら車で就寝するときは、車のマフラーが雪で塞がらないように注意。
就寝している間に降雪で車のマフラーが埋もれてしまうと、排気ガスが車内に逆流して一酸化中毒になる恐れがあるため。
※マフラーが雪に埋もれる一酸化中毒の事故は、スキーヤーやスノーボーダーがスキー場の駐車場で車中泊するなどして、毎年のように起きています。十分に注意しましょう。
キャンピングカーで楽しむ冬キャンプにおすすめのアウトドアアイテム
冬キャンプでは防寒対策に重視するために、ダウンジャケットやインナーを用意する必要があります。以下では、冬キャンプに用意しておくと頼もしいおすすめのアイテムをご紹介します。
キャンピングカーで楽しむ冬キャンプにおすすめのアイテム>
ポータブル充電器「BLUETTI EB70」
スマホ、PCの充電、ドライヤー、電気ケトル、あらゆる家電製品の使用が可能。スマートフォンは、約60回程度の充電が可能な大容量ポータブル充電器なので、使い勝手のいい万能タイプです。家庭内のコンセントのない場所でも使用できたり、ワーケーションにも使えたりする、におすすめのアイテム。
BLUETTI(ブルーティ) EB70 ポータブル電源
ソレルブーツ
雪国の人御用達の、カナダという極寒の大地で誕生した超本格派なブーツ。使用限度温度は-40度まで対応する防水機能設計のゴワブーツであり、冬キャンプの強い味方。冷えは足元からくるので、足を徹底的に温めましょう。インナーブーツを取り外せるので、メンテナンスすれば長く使うことも可能。
[パタゴニア] ジャケットフリース
冬の寒い時期でも、これ1着あれば体温を温かく保てます。テント設営の準備でもゴワつかないので、スムーズに動けて作業に集中できる魅力的なアイテム。
Patagonia Men’s Better Sweater Jacket メンズ ベター セーター ジャケット フリース
冬キャンプにおすすめキャンプ場の特徴
用意するアイテムが多くなってしまいがちな冬キャンプですが、冬にキャンプを楽しむメリットもたくさんあります。以下では、冬キャンプを楽しむのにおすすめキャンプ場の特徴について解説するので、素敵なキャンプ場を探してみてください。
- 初心者の場合は、雪の降らない地域でのキャンプが安心。
雪が降らないだけで、冬キャンプで対策しなければいけない準備が大きく軽減されて、同時に負担も減る。
- キャンプ場管理人などの「スタッフ常駐キャンプ場・オートキャンプ場」がおすすめ。
- 雪が積もらない程度に降雪するキャンプ場
長野、新潟などの豪雪地帯ではなくて、山梨や群馬の山間部エリア手前のキャンプ場、埼玉県の山間部のキャンプ場など。
最後に
\\ 本日オススメしたアイテムはこちら //
\\ 冬キャンプにおすすめキャンプ場の特徴はこちら //
- 初心者の場合は、雪の降らない地域でのキャンプが安心
- キャンプ場管理人が常駐しているキャンプ場がおすすめ。
- 積もらない程度に降雪するキャンプ場
冬キャンプでは、夏場のキャンプに比べて注意しなければいけない点が増えますが、今回ご紹介した内容を抑えれば、安心して楽しむことができます。荷物や服装がかさばりやすくなる冬場には、多くの荷物を持ち込めるキャンピングカーの利用がおすすめ。
レンタルキャンピングカーも多くあるので、冬キャンプに興味のある人はぜひ試してみてくださいね。安全に楽しく冬キャンプを楽しみましょう!
【 この記事を書いている人 】
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