野草オタクと暮らし:「都会の道端で見つけた茶葉で ” 緑茶 ” を作ってみた」

暮らし

緑茶の原料ってなぁに?

どうも、おはようございます、こんにちは、こんばんは、野草オタクです。

ジメジメとした梅雨が開けてからというもの、毎日暑さとのたたかいですね・・・。

そんなあつ~い夏。日本の食卓に欠かせない飲み物といえば?

そう、みんな大好き「緑茶」です。

本日は、この「緑茶」の原料となる、ある植物についてお伝えしていきましょう。

この記事が、あなたにとって「自然を知り、楽しむ」きっかけになれましたら幸いです。

では、本日もどうぞよろしくお願い致します。

と、その前に!こちら私のお気に入り緑茶をご紹介しましょう。↓

こちらの商品は、無農薬栽培です。

お湯や冷水にも溶けて茶殻が出ません。簡単に緑茶そのものを味わえて、後片付けも簡単!

また、ここの農家さんのモットーが「飲んだら元気になるようなお茶作り」ですが、その名の通り!朝食後に一杯いただくとその日一日元気でいられます。

休憩の一杯には幸せを感じられます。気に入ったら定期購入もできますよ。ぜひお試し下さい。

さて、話を戻しまして、

日本人なら知らない方はいない「緑茶」ですが、この緑茶には原料となる茶葉の木があることをご存知ですか?その木の名前はどうでしょうか?

緑茶が何から作られているのかをご存知だとしても、お茶や植物に関して詳しい知識をおもちの方でないとお答えをするのは難しいですよね。

正解は「チャノキ」です。

この「チャノキ」ですが、種類はツバキ科ツバキ属。

文字をみてお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、「チャノキ」は椿の仲間に近い植物です。通常お茶畑で栽培されているのですが、古くは、家の生垣として利用されていたこともあります。

「チャノキ」の実(み)は鳥に食べられることによって散布される「鳥散布種子」です。

ですので、里山のような集落周辺の森の中に入ると野生化した「チャノキ」を見かけることがあります。

そしてこの「チャノキ」、なんと都内でもまれに見かけることができるのです。そこで今回は、都内で「チャノキ」を見つけて「緑茶作り」に挑戦してみよう!

では早速、緑茶の材料となる茶葉を探しに都内へ出かけてみましょう!

注意点:「チャノキ」には、よく似た樹木が沢山あります。間違って食してしまうと、神経麻痺を起こす危険性のありますので、真似をして緑茶づくりに挑戦するのは避けて下さい。

茶づくりをしてみよう!

都内散策、チャノキ発見!

大変な世の中ですので、きちんと対策を取りマナーを守りながら少しの都内散策の始まり。

今回は、東京都世田谷区の某道端に来てみました。

しばらくてくてくと歩いてみました。この時期は、都内でも緑を感じられるのでなんだか嬉しくなりますね。

と、そうこうしていると、さっそく発見しました!

原材料となる緑の葉(チャノキ)を見つけました。

案外早かったですね。

しかし驚きです・・・。こんな都会のど真ん中に、緑茶の原料が自然に生えているわけですから・・・。

自然の力って本当に凄いですね。

発見した緑の葉(チャノキ)がこちら↓

この写真の緑の葉が「チャノキ」です。

これを少し家に持ち帰りましょう。

と、ここで、緑の葉の話が出ましたので、本日2回めですが、今度は茶葉タイプのお気に入り緑茶をご紹介。↓

この商品は、静岡県で自然栽培でお茶を育てている農家さんのもの。
減農薬・無農薬・有機栽培を経て、2014年からは全ての畑を有機肥料も入れない、雑草を活かした自然栽培方法に切り替えたそうです。

こだわり抜いて研究されて作られたことが飲めば一口で伝わるとても美味しい緑茶です!

他にもティーパックの商品やほうじ茶なども販売されています。安心して飲むことができる体に優しいお茶です。

緑茶好きの皆さまは、ぜひ一度飲んでみて下さい。本当に美味しいですから。

では、お茶作りにとりかかっていきましょう!

お茶づくりの開始!

採取してきた葉「チャノキ」がこちら。

この綺麗な葉っぱ、茶葉とはいえ実際は都会の雑草のようなものです。

まずは、しっかり丁寧に洗っていきます。

次に、洗い終えた茶葉の水を軽く切ってフライパンで煎っていきます。

煎っていると、徐々に水分が飛んで色が濃くなっていきます。水分がなくなって乾燥してきたら、これを手でもんでいきます。いわゆる茶もみと言う工程ですね。

もの凄く良い香りがしてきます。

さぁ、出来上がり。こちらが完成したお茶っ葉です。

手作り緑茶の完成!

では次に、ここにお湯を注いぎましょう。

この時点で、すでにいい香りがしてきました。

少し色味が薄いですが…綺麗な黄緑色になりましたね。

さぁ、「 緑茶の完成 」です!

本当に出来てしまいました・・・。自分で挑戦しておきながら新鮮な緑茶の完成に感動しております

商品名なんぞをつけて見るとこんな感じでしょうか。

商品名:野生オタクの手作り緑茶
産地:【都会の道端産】

・・・オフザケはさておき。

次にまいりましょう。

自家製緑茶を飲んでみて

率直な感想は、「香りがいい」スーパーで買う緑茶には無い豊かな茶葉の香りがとても強くありました。

大げさに感じる方もいるかもしれませんが、これ本当です。フレッシュで緑茶のとても良い香りがしました。お写真からもお分かりのように、少し薄味でしたが、口の中で感じる苦みはほとんど無く、まろやかな甘味が残りました。

とても、美味しかったです。

最後に

いかがでしたか?

自然を感じたいときは、わざわざ遠くに足を運ばなくても、身近な場所にも自然の力はたくさん働いています。

植物を観察しながらお散歩をしてみたり、ちょっとおでかけついでにいつもよりゆっくりと自然を眺めてみたりなんていうのもなかなか楽しいものです。

皆さんも、ぜひ自然の力を感じて楽しんでみて下さい。

こちらの記事は、自然の楽しさと身近な自然の素晴らしさを紹介しています。なので、くれぐれもお茶づくりは絶対に真似しないで下さいね。

自然の素晴らしさと楽しさを感じて頂けたら野草オタクは感激でございます。

それでは、また次回お会いしましょう。

\\ご紹介したおすすめ緑茶はこちら//

 

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