登山ウェアの損傷
山登りに欠かせないアイテムといえば、登山ウェアです。山では、天候やシーズンに合わせたウェアを選択することが必要になります。適切な登山ウェアなしでは、快適な山登りは実現できないといっても過言ではないでしょう。
硫黄岳に登ってきました。冬のシーズンということもあり、見渡す限りの白銀の世界。雪に囲まれた絶景の中で、開放的なひと時を過ごすことができました。しかし、その中で一つ残念な出来事がありました。
今回は、雪山での登山だったのでアイゼン(登山用のスパイクが装着されたシューズ)を使用していました。ツボ足でバランスを崩してしまった私のアイゼンがウェアを突き破ってしまったのです。山登りを嗜む方であれば必ず経験されるでしょう。大切な登山ウェアの修復・・・。
その登山ウェアですが、下記画像のように2cm程度の穴が空いてしまいました。修復部分がアップ画像のため少し分かりにくいかも知れませんが、問題部分は左膝の裏側になります。こちら↓損傷箇所です。
大切に使用していたウェアですので、穴が空いてしまったことにとても落ち込みました。完全に元通りになることはありませんが、可能な限り修復してあげたいとおもいます。
モンベル(mont-bell)リペアシートを購入
私は、さまざまな色のギアやウェアを使用しているため、リペアシート購入時は修理対象と同じ配色のものを探さなければならず、いつもなかなか大変な作業になります。今回も、登山ウェアに空いてしまった穴をふさぐために色々と探している中で見つけたのが、モンベルから販売されているモンベル(mont‐bell) リペアシートです。
このシートの一番の特徴は、透明であることです。透明であるが故に色にしばられること無くあらゆるアイテムのリペアに使用できそうです。また、アイロンなどによる接着作業も不要で簡単に作業ができるのでまさに画期的なリペアアイテムです。
今回は、アマゾンから購入しました。↓
モンベル(mont‐bell) リペアシート
モンベル・リペアシートの特徴
さっそく開封していきましょう。
商品にも記載されていますが、1枚のシートは15cm程度の大きさです。
シートは、半透明のフィルム状で、透明度は茹で卵の薄皮をイメージしてもらえればと思います。質感は若干弾力があり、高級絆創膏のような触感です。また、しっかりと厚みもあるので耐久性にも問題なさそうです。
シートを必要なサイズにカットして、使用する形です。しっかりとしたフィルムですので、切れ味のいいはさみを用意しておいた方がいいでしょう。キャンプ時の、緊急補修用にも使えそうです。
修理作業
シートをはさみでカットします。今回修復が必要な穴は2cm程度なので、少し余裕を持ってに3cmにカットしました。
補修箇所に貼ってみました。
アイロンなどは不要で、シールのように簡単に貼り付けることができます。シートは透明なので、傷も目立たずに修復することができました。
カットして貼り付けるだけなので、とても簡単な作業でした。
修復後の感想
修復部分表面に少し厚みがでるため、光の当たる角度によっては若干目立つように感じますが、パッと見ただけでは全く気になりません。
修復後の画像がコチラ↓↓
同系統色のリペアシートを使用した場合と比べても、遜色ない仕上がりになっています。
ただし、このリペアシートはゴアではありませんし、アイロンを使用した接着でもありませんので、あくまでも簡易的な修復の要素が強いです。よりしっかりとした修復を行いたい場合は、強力な耐久性を持ったリペアシートを購入することも検討しましょう。
このリペアシートの評価をまとめると、次のような感じです。
1、接着力は抜群◎
2、作業が簡単◎
3、違和感なし◎
4、使用感も良好◎
総合的に、十分満足できる性能でした。
リペア後もこのウェアを利用していますが、修理箇所が再度破れることもなく、いつもと変わらない使用感で安心して登山を楽しむことができています。
最後に・・・
↓↓今回紹介させていただいた商品はコチラ↓↓
モンベル(mont‐bell) リペアシート
こちらの商品は、登山ウェアだけでなく、他のアイテムの修復にもご使用することができる、使用シーンを選ばない汎用性の高いリペアシートです。山登りに持参して、急なアクシデント発生時の緊急修理用として利用することも可能だと思います。
【 この記事を書いている人 】
&Green 公式ライター/ webクリエイター
幼い頃から自然と親しむことで山の世界に没頭し、大学時代は林学を学ぶ傍らワンゲルに所属。海外トレイル、クライミング、ヒマラヤの高所登山から山釣りまであらゆる手段で山遊びに興じながら株式会社アンドに勤務する。&Green運営・管理を担当。最近は「10秒山辞典」なるものを作成しているとか。