世界で人気沸騰中!ネイチャーハイクのコスパ抜群テント!!

アウトドア

ネイチャーハイク(Nature hike)とは?

ネイチャーハイク(Nature hike)とは、中国で生まれたアウトドアブランドです。
高スペックの製品を、抜群のコストパフォーマンスで提供することを売りに、世界中へ商品展開を行っています。日本でも、2020年から販売がスタートしており、現在ではキャンプ関連商品ではある程度の知名度の獲得に成功しています。

登山用モデルとしての実用性は?

日本でもキャンプ用としてはよく使用されているネイチャーハイクですが、登山用モデルとしての実用性はどうなのでしょうか?今回、当サイトでは、その実用性を確認するため実地レビューを行いました。

購入モデル

今回購入したネイチャーハイクのテントは、山岳テント「クラウドピーク2」

◆ テントの規格

二人用の4シーズンテントで、大きさはやや大きめですが、問題なく登山用として利用可能なサイズです。大きさの比較対象として、キャプテンスタッグのガス缶とオピネルのナイフを置いてみました。重量は、2.1kgとなっています。

◆ 価格

驚くのは、その価格です。二人用の4シーズンテントとしては、破格の2万3000円
テントの品質を考えると、これまでの常識では考えられないくらいのコストパフォーマンスです。

実地レビュー!

レビュー担当者

今回は、当サイトの男性ライターが実地レビューを行いました。身長は179cmで、体育会系に近い山岳団体に所属しており、ガッチリとした体系です。レビューは、9月の北アルプスと2月の赤岳鉱泉で実施しました。

レビューその1 ~ 9月の北アルプス ~

9月の北アルプスで、4泊5日の裏銀座縦走を行いました。設営時の写真がこちらです。↓

◆ 設営の第一印象

価格を考えると非常にしっかりとした製品に仕上がっているという、第一印象を受けました。生地もしっかりしており、縫製時のほつれなども見当たりませんでした。
作りは、ごく一般的な「吊り下げ式ダブルウォール」が採用されています。ただし、二人用であるため、慣れるまでは少し設営に時間がかかってしまうかもしれません。

◆ 広い前室

この広い前室は、一番のおすすめポイントです。
前室のスペースが狭いと、幕営準備が大きなストレスになってしまいます。しかし、前室にこれくらいのスペースがあれば、快適に幕営準備を行うことが可能です。
靴やガスなど、テント内で必要がないものを置いておくこともできるので、テント内のスペース確保につながり快適に過ごすことができます。

◆ テントの広さ

テント内も十分な広さが確保されています。
小柄な方にとっては、少しオーバースペック気味に感じてしまうかもしれないくらいの広さです。今回は身長179cmの男性が、大型ザックを使用しましたが、快適に過ごすことができました。

◆ テントの両側が開く

一人用や二人用ではあまり一般的ではありませんが、今回のテントは両側とも全開に開くことが可能な左右対称型です。夏の昼間のテント内は、上部にシュラフを被せて日光を遮るなどの対策を行ったとしても、かなりの高温になります。しかし、この商品のように両サイドを全開にすることができれば、風通しがよくなり、快適に過ごすことが可能です。

 

↓夏山でネイチャーハイクを使ってみたいと思った方は、こちらをご確認ください!
◎ Naturehike(ネイチャーハイク)クラウドピーク2テント 15D ネイビーブルー 

 

レビューその2~ 2月の赤岳鉱泉~

2月の赤岳鉱泉の風景です。
この日は無風でしたが、冷え込みが厳しく、気温は-17℃でした。

1日目に美濃戸口から赤岳鉱泉へ向かい、2日目は鉱泉にザックをデポして硫黄岳ピストンを行った後、撤収という流れです。
前回とは異なり、今回は二人でのテント使用となりました。設営は基本的に前回と同じ形ですが、ペグは付属のものではなく、ビニールペグを使用しました。

◆ テントの保温性

テント本体上部がメッシュ生地になっているため、エスパースと比較すると保温性は若干劣ります。
しかし、冬山でも十分使用できる程度の性能はあると感じました。

◆ 天井の凍りつき

冬山では、朝起きると天井が凍りついてしまうことが多々あります。
メッシュ生地であれば凍りつかないのでは?と考えていましたが、このテントでもいつもどおり凍りつきは発生しました。

総合レビュー

コスパ:◎
夏山使用:
冬山使用:
重さ&大きさ:
快適さ:◎

とにかく、コストパフォーマンスは文句なしでした。
居住環境も良好で、特に夏山での使用がおすすめです。重量は特別に軽量化されているという訳ではありませんので、軽量化重視の方にはものたりないかもしれません。

最後に

いかがでしたでしょうか?
ネイチャーハイクを実際に使用してみると、想像以上に良いテントであることを実感できました。

これから日本で見かける事も多くなるかもしれませんね!

↓コスパ抜群のテントに興味をもったあなた、
ぜひコチラをご覧ください!

 

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